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【天皇賞(春)予想】細江純子さんが出走予定10頭の馬体を診断!

  • 2024年04月23日(火) 18時00分
細江純子

▲「みんなのKEIBA」など競馬メディアで活躍を続ける細江純子さん(撮影:福井麻衣子)


ホース・コラボレーターとして「みんなのKEIBA」などに出演。パドック診断が好評な細江純子さんに天皇賞(春)出走予定の有力馬10頭の馬体診断を行っていただきました。


タスティエーラ

美浦・堀宣行 牡4


タスティエーラ

▲4月17日撮影(c)netkeiba


 大敗をした前走においても、決してデキに関しては悪く映らなかったですが、一度、叩かれたことで、肌の薄さが際立つようになっており、毛ヅヤも光っています。中でも肩回りの筋肉量がアップし、前肢がシッカリと地面を捉えた形となっており、確実にパワーアップしています。振り返ると、日本ダービーからの菊花賞においては、間隔があいたことと初の輸送競馬もあってか、パドックでの騎手の騎乗後、テンションが急激に上がってしまったことを踏まえ、再びの輸送競馬となる大阪杯においては、気持ちの面を重要視した調整だったようにも思えますし、何よりも胴の長さから、内回りコースの内枠はストライド的にも厳しかったように思えます。どこに距離適性があるのかは分かりませんが、胴の長さやスラリとした体型、菊花賞での走りから長距離は問題ないと思えますし、鞍上はモレイラ騎手。魅了されます。

ワープスピード

美浦・高木登 牡5


ワープスピード

▲4月18日撮影(c)netkeiba


 詰まった胴の感じや重心の低さ、ドレフォン産駒特有の重厚感を感じさせる馬体で、一見すると長距離向きとは思えないのですが、この馬の良さである持久力が距離延長にプラスに働いているように思えます。さて今回の体ですが、前走時よりも一回り体を大きく見せ筋肉量もアップして映ります。そして何よりも体重ほど重たく見せておらず、全体的なバランスの良さも感じます。

サリエラ

美浦・国枝栄 牝5


サリエラ

▲4月17日撮影(c)netkeiba


 美しいです。4肢の位置が素晴らしく、窮屈さのない立ち姿勢でバランスの良さを感じます。またディープインパクト産駒らしい肌の薄さとスガルサがあり、軽やかさが伝わります。もともと小柄な馬で華奢なイメージでしたが、

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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