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【天皇賞(春)予想】天皇賞(春)は末脚発揮しやすい馬場で施行

  • 2024年04月23日(火) 18時00分
馬場虎太郎

▲昨年はジャスティンパレスが優勝(c)netkeiba


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として天皇賞(春)で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます


 昨年から大規模に改修された京都の芝は最先端の排水設備が整い、芝も大半の部分がエクイターフになった。東京芝と同等かそれ以上に速く走ることが可能な路盤になっている。コース形態も東京に比べて負荷がかからない。

 3回開催の開幕週だった先週の京都芝は日曜が雨のなかでの開催となってしまったが、晴れていた土曜は、路盤、芝の状態は絶好。年明けからの1、2回開催は前年秋の傷みが尾を引いていたが、野芝の生育が進んだことで元の良い状態を取り戻している。

 改修以前に京都で行われた天皇賞(春)は先行、内を通った馬が恵まれて波乱になることも多かったが、改修された現在の路盤の場合、これまでとは異なった傾向を示すだろう。

 路盤が新装した昨年以降、京都芝外回り2400m以上の重賞は4レース。このうちJRAの馬場発表が「重」だった京都大賞典を除いた3レースは1着馬が全て上がり1位。上がり2位も全てのレースで3着内。3着内の馬は全て上がり5位以内。末脚の要求度が高い。

 また、連対馬は全て5番人気以内。3着内好走馬まで拡げても6番人気以内までに収まっているように、各馬が実力を発揮できるため、大きな紛れが起こりづらいのも特徴と言える。

 今週は不安定な天気予報となっているが、仮に雨の影響が残ったとしても京都大賞典のときのように「重」発表となるまでの雨量はなさそう。悪くても先週の日曜程度。軽めの馬場コンディションで行われることを想定。末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。

馬場虎太郎

▲ドゥレッツァに期待したい(撮影:下野雄規)



 ドゥレッツァは未勝利戦から菊花賞まで5連勝していたが、山吹賞、ホンコンジョッキークラブトロフィー、日本海Sはいずれも馬場状況、展開が不向きだったなかで、余力を残して勝利していたもの。初重賞出走がGIとなった菊花賞で本領を発揮すると、圧巻の内容で勝利した。
前走の金鯱賞も負けはしたものの、ハイレベルな内容。道中でタメをきかせてラストに脚を伸ばすレースをしている点も末脚が決まる天皇賞(春)へ向けては好内容。

 現役でもトップクラスの実力馬。今回はメンバーに恵まれているのが明らか。想定される軽めの馬場コンディション、直線の長いコースにも向いており、ここでは負けられない。

 殿堂入り予想家となった馬場虎太郎の天皇賞(春)の予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

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トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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