▲昨年はサクラトゥジュールが優勝(撮影:下野雄規)
東京新聞杯は先行、内有利になりやすいレース。近2年はその傾向が顕著になっている。一昨年はトラックバイアス「内有利」昨年はトラックバイアス「内有利で前有利」だった。
昨年は逃げた馬が2着、一昨年は1着。どちらの年も1番人気馬は最初のコーナーを二桁位置取りで通過し、上位の上がりを使いながらも4着以下に凡走している。また、近2年で3着内に好走した6頭のうち4頭が4枠より内だった。
開幕週だった先週の東京芝でも古馬戦は4レース施行。4番人気以下で3着内に好走した5頭のうち4頭は最初のコーナーを5番手以内で通過。最も人気薄で3着内に好走したのは、土曜の12Rを単勝52.4倍で1着のショウナンラピダス。この馬も1枠から逃げ切り。3着内に好走した12頭のうち9頭は4枠より内だった。
今週は良好な天気予報。近年のレース傾向、先週の馬場状況からも先行馬、内枠を狙いたい。
▲今週の推奨馬セオ(c)netkeiba
セオの前走京都金杯はゲートから強気に出して行く形。外枠から主張してくる馬がいたためにリズムは悪く、息を入れる間もなかったが、それでも崩れておらず、内容は悪くない。
前走で速い流れを追走させたことが今回に繋がり、楽に先行できるだろう。想定されるような先行有利の馬場状況であれば、チャンスは十分にある。
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