▲昨年はエンペラーワケアが優勝(撮影:下野雄規)
根岸ステークスは2019年以降、6回のうち3回をトラックバイアス「差し有利」もしくは「超差し有利」と判定。
この間、6番人気以下で3着内に好走した4頭のうち3頭が上がり2位以内だったように、ダートのレースとしては末脚の要求度が高い。
差し有利の傾向は、時計が速いほど顕著になる。レコード決着となった2018年は最初のコーナーで二桁位置取り馬が3着までを独占。
2019年以降では最も速い勝ち時計だった2021年も最初のコーナーを5番手以内で通過した馬が全て8着以下に凡走し、二桁位置取りで通過した二桁人気馬が2着に好走した。
逆に過去10年で最も勝ち時計の遅かった2024年は最初のコーナーを5番手以内で通過した馬のワンツー。逃げた馬も人気薄ながら4着に健闘。
今年は当日が降雨の可能性高い予報となっており、速い時計の決着も想定される。レース傾向通り、末脚のしっかりしたタイプを狙いたい。
▲今週の推奨馬のサンライズフレイム(c)netkeiba
サンライズフレイムは昨年の当レースにも出走。3着に敗れたが、昨年は馬場コンディションが「標準」。
馬場コンディション「軽い〜稍軽い」だった際にはこれまで3戦して全勝。雨で速い時計の決着になれば、トラックバイアスの傾向からも昨年以上に走れるだろう。
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