【東スポ杯2歳S予想】未来のエース格への登竜門 イクイノックスの“後輩”レッドキングリーに期待
近年の出走馬にはのちのGI馬がズラリ
近年の東スポ杯2歳Sの出走馬から、2014年サトノクラウン、2015年レインボーライン、2016年スワーヴリチャード、2017年ワグネリアン、2019年コントレイル、2020年タイトルホルダー、2021年イクイノックス、2022年ドゥラエレーデ。毎年のようにのちのエース格のGI馬が誕生している。
ここで結果を出した好走馬に限らず、広がる未来を確信させるような逸材を探しておきたい。もちろん、早めに勝つほどのちの展望スケジュールは楽になる。イクイノックス、コントレイル、サトノクラウンなどはここが2戦目だった。
人気の関西馬クロワデュノール(父キタサンブラック)、サトノシャイニング(父キズナ)。関東馬レッドキングリー(父サートゥルナーリア)などはまだ2戦目。
早くから東京コースで素質を確認し、未来展望を確かなものにしたい関西馬は強力だが、ここは先輩イクイノックスと同じ木村哲也厩舎所属で、鞍上は同じC.ルメール騎手のレッドキングリーに期待したい。
新馬の東京2000m2分02秒4(稍重)は平凡でも、全体の流れは「前半63秒2-後半59秒2」。当然のようにスローだった。ただし、レースの終盤3ハロンは「11秒3-11秒3-11秒2」 =33秒8。これを鋭く抜けて快勝すると、最後は追わずに4馬身差。自身の上がりは33秒4だった。
父は今年の新種牡馬サートゥルナーリア(その父ロードカナロア。母シーザリオ)。現在、あと少しで新種牡馬ランキング1位に進出しそうな2位に浮上している。
当然、強敵はクロワデュノールだが、マッチレースとは限らない。好調教のサトノシャイニング、ジーティーマンは馬券に絡めたい。