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絞ったワイド2点で的中させた天皇賞(春)を回顧
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちが、会心の的中を振り返る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、天皇賞(春)を的中させた「kota」氏。難解な一戦を、どのようなアプローチで攻略したのか……。本人自ら綴っていただきました!
対象レース:
2024年4月28日(日)京都11R 天皇賞(春) こんにちは! 新時代馬券師のkotaです!
![予想の頭脳](https://cdn.netkeiba.com/img.news/style/netkeiba.ja/image/column/umai/kota.jpg)
「kota」氏
netkeibaで活動を開始させていただいてから、今年のヴィクトリアマイルでちょうど1年になります。
このタイミングで初めて「予想の頭脳」の執筆をご依頼頂けて大変嬉しく思っています。
僕の普段の活動としては大きく2つあります。1つが中央競馬と地方競馬のほぼ全レースの予想配信。もう1つがYouTube、TikTokの動画撮影や配信。後はnetkeibaから頂ける動画やLIVE放送の案件。ですので、本当に盛るとか一切なしに365日競馬に費やすライフスタイルです(笑)。
更に重賞攻略動画の見解についてはかなり前、ヘタすると2週前とかに収録しますのでかなり基本の予想の精度が高くないと全く当たらないし、ここで述べた内容と当日の予想があまりにも離れていると「一貫性がない」とみなさんに評価される可能性があるため最初はかなり苦労しましたが今はなんとかこなせるようになって、最近の大きいレースで言いますと、天皇賞(春)を的中させることができました。
今回は天皇賞(春)で僕が運良く的中できましたので、こちらを振り返りながら僕の普段の予想スタイルや馬券で勝つための買い方を共有させていただきます。一応2018年から勝負レースに関しましては6年連続でプラス収支を達成できているので、最後までご覧頂けるとお役に立てるかと存じます。
それでは早速、天皇賞(春)を振り返らせてください。各馬の見解についてはYouTubeやTikTokで述べたものとほぼ同じですので割愛するとして、キーポイントを2つお伝えいたします。
まず1つ目のキーポイントとしては「抜けた2頭がいた場合はほぼ必ず1頭を自動的に『消す』こと」です。今回でいえばドゥレッツァとテーオーロイヤルのどちらかを自動的に消そうと思っていました。
理由はオッズにあります。このレースでは2頭が抜けた形で1、2番人気でした。日本の馬券の払い戻しシステムで特に連勝系は人気馬だけで組み合わせるとほぼ100%の確率で負けますので、テーオーロイヤルをめちゃくちゃ評価していた僕には自動的にドゥレッツァを消すという選択肢になっていました。
もちろん同世代馬のレベルの低さ、菊花賞がピークである可能性など消す理由はありましたが、1、2番人気を組み合わせる馬券では長期的にはまず勝てません。
1、2番人気に2桁人気を組み合わせての3連複であれば、なんとか他の馬券購入者と差別化をはかることも可能ですが2つ目のキーポイントに記載の通り、◯▲以外の穴馬の激走は見込めませんでした。よって今回はドゥレッツァは消した形となります。
そして2つ目のキーポイントが「買い方」になります。このレースはあまりにも下位人気馬が弱くて、大穴馬の台頭はまずないと決め打ちしました。
大穴馬の台頭の可能性がある場合は、ワイドよりも3連複の方が払い戻しが多くなる確率が高いため3連複を買うのですが、今回は中穴◯ディープボンド、大穴▲マテンロウレオ以外はちょっと考えられなかったため、ワイドという選択肢にしました。
結果的に2着に入ったのが人気のブローザホーンでしたので馬券の買い方も間違ってなかったかと思います。
競馬はハナとかクビで配当が100万円とか変わるような、この上ない博打。だからこそ買い方は非常に重要で、僕みたいに予想が大してウマくない男でも買い方を極めれば結構な確率で馬単万馬券や3連複万馬券、ヘタすると10万馬券くらいであれば取れてしまいます。
僕はレースによって買い方をかなり変化させていて、それについてもまた機会がありましたらぜひお話しさせてください。
これまでは高配当がでる確率が高いレースを配信する大勝負レース、注目勝負レースとして配信していましたが、4月後半からはこれらに加えてなるべく多くのレースを配信できるように取り組んでいます。
収支にこだわりたい方は勝負レースを、目の前にあるレースを楽しみたい方は、馬券を買うレースのお供としてkotaの予想をご参考ください。
ウマい馬券をはじめとして、YouTubeやTikTokなどでも重賞の予想だけではなく買い方や馬券テクニックもどんどん公開していく予定です。みなさんのお役に立てればと思いますのでそれぞれご贔屓頂ければ幸いです。
ご覧頂きありがとうございました!
(kota)
今回解説の予想結果は
こちら。