【日本ダービー予想】平成時代の日本ダービーは「逃げ先行馬&トライアル組」→令和時代は「差し馬&皐月賞組」
格下の逃げ番手馬がポジショニングの利でバンバン激走した平成時代のダービーとは一線を画す令和時代のダービー
かつて今よりもフルゲート頭数が遥かに多い設定(最大28頭立て)だった時代に言われたという格言“ダービーポジション(第1コーナーを前方で回らなければ勝てない)”ではありませんが、2019年までの日本ダービーでは「逃げ先行馬(先行馬の中でも特に番手に位置した馬)」が最も有利なポジショニングとなっていました。
実際にそれに当てはまる日本ダービー好走馬&人気薄激走未遂馬としては「12年7番人気3着トーセンホマレボシ・13年8番人気3着アポロソニック・17年14番人気4着マイスタイル・18年4番人気2着エポカドーロ・18年16番人気3着コズミックフォース・19年12番人気1着ロジャーバローズ」などが挙げられますが、その該当馬は早期引退馬も含めて全てその後に目立った活躍ができておらずに、その日本ダービーが一世一代の激走となっているという事実と、逆に差して好走した馬の多くはその後に主役級の活躍をしているという事実からも、やはり有利なポジショニングで恵まれた故の激走だったと解釈するのが妥当でしょう。
しかし、2020年を境にしてその潮目はガラリと変わり、