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【ヴィクトリアマイル回顧】今回は展開向かずの敗戦で、次走の妙味がある2頭とは!?

  • 2024年05月13日(月) 18時00分

ヴィクトリアマイルを制した14番人気テンハッピーローズ(c)netkeiba、撮影:下野雄規


 今週からはじまりました「未来に繋げるレース回顧」。

 このコラムでは週末の重賞をいち早く回顧し、次走で狙うべき条件や注目馬、さらにレースレベルを記載することで来週以降の予想に役立てるようにしています。

 映像の見方が分からない、回顧している時間がない、来週以降も競馬を楽しみたい!そんな方に特にオススメのコラムです。

 では、早速ですが今週はヴィクトリアマイルのレース回顧をしていきます。

2024年5月12日 ヴィクトリアマイル

舞台:東京 芝1,600m
勝ち時計:1:31.8
レースラップ:12.2 - 10.5 - 11.1 - 11.6 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.7
ペース:ハイペース(45.4秒 - 46.4秒)
風向き:3→4コーナーの追い風(影響軽微)
脚質:やや差し有利
馬場:ややイン有利

【レースポイント】

1. スタートして2〜3ハロン目が速く、やや差し馬有利
2. 1400mに近い適性が求められたVMらしい競馬
3. 風により時計出やすいレース環境

【レース概要】

 スタートからゴールまで一貫した速いペースで流れており、ヴィクトリアマイルや安田記念でよくみられるレース展開。1400mをこなせるスピードが必要であり、中距離を得意とする馬はスピード不足で厳しい展開となった。

 レースラップは2015年ストレイトガールが勝利した年に近いが、今年のほうがスタートして2〜3ハロン目が速い。よって逃げ、先行馬には厳しい展開となり、やや差し馬有利の競馬になった。

 また、3コーナーから4コーナーにかけて追い風が吹いていたので、レース中盤もペースが流れて勝ち時計は速くなりやすい環境だった。そのため勝ち時計でのレース判断には注意が必要。

 メンバーレベルは例年以上に低く、人気のナミュール、マスクトディーヴァが能力を発揮できなかったことも踏まえ、全体的なレベルは低めと判断。回顧のポイントは、適性外で敗れた馬をチェックし、上位入線馬は過剰評価しないこと。

【各馬解説】

1着:テンハッピーローズ
 中団後ろの外目。ペースが流れたことで折り合いスムーズ。やや

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2019年6月、Twitterで全くの無名アカウントからスタートした予想家活動が瞬く間に急成長。2021年10月には自身初の単行本「降格ローテ」が出版され、いま最も波に乗る新進気鋭の若手予想家。

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